コパ・アメリカはまだ終わっていない!

コロンビア-チリ
現地時間6月28日コパ・アメリカの準々決勝が行われコロンビアとチリが対戦、DAZNで西岡さん実況、川勝さん解説とゆったりとした空気で放送された。
審判の判定
今回の試合で印象に残ったのは審判の判定である。総ファール数40、イエローカード5枚とファール数の多い試合だった。南米同士の試合で延長戦無しだったためしょうがないといってしまえばそれまでなのだが、アシスタントレフィリーも主審もVARに頼りきっていたのではないかという印象だ。VARで前半チリのアランギスのゴールはオフサイドで取り消され、後半ビダルのゴールは直前のマリパンのハンドで取り消された。このようなことがあると今大会VARの初導入という点では重要な試合なのではないかと思う。また、前半11分のフエンサリダの抜け出しはオフサイドであるし、際どい判定が多かったと言えるだろう。
30代とは思えないチリ代表
チリ代表は30代とは思えないプレーをしていた。特にビダルのプレーはバルセロナでプレーするときと同様素晴らしいプレーだったし、ポジションにこだわらず守備をし、デュエルでの勝率は高かった。ビルドアップ時、CBから中央のビダルとプルガルを経由しサンチェスへと繋ぐプレーが多く見られ、サンチェスはマンチェスターユナイテッドの選手ってやっぱりクラブより代表だと生き生きしてるよね、みたいな感じでプレーしていた。CBのメデルも後半から出場したサパタとミスマッチだと思ったが競り負けず、日本から2点を取ったバルガスの83分のループシュートは予想できなかった。しかし、悪い意味で目立ってしまったのはキーパーのアリアスである。足元が弱いためプレッシャーをかけられ左足で蹴らされるとミスキックになり、度々ピンチになっていた。だがPKでは二人目からコースを読んでおりコロンビアのテシージョのPKミスを誘発したといってもいいだろう。30代の選手が活躍した今大会だが今後、どのような選手がチリから出てくるかW杯が楽しみである。
ハメス・ロドリゲスの起用法
ハメス・ロドリゲスは右のWGで基本的にポジションを取っていたが、前半は右のインサイドハーフ気味にポジションを取り、右のクアドラードが追いこしそこにパスを供給する役割を担っていた。しかし、ビダルの上手いポジショニングとプレッシャーが強くハメス・ロドリゲスがボールを保持する機会が少なかった。チリはクアドラード、コロンビアはサンチェスの裏を狙っていたがコロンビアの場合ビダルのネガティヴトランジションが速く、うまくクアドラードにボールが供給されなかったため、いい攻撃にならなかったのだろう。後半でハメス・ロドリゲスはボールを触る機会を増やすために逆サイドのマルティネスとポジションを入れ変えたり、一列下がったりとボールに触り攻撃に転じようとしていたがチリのサンチェスの守備に手こずっていた。
なんかクアドラードとビダルって同じチームにいたような気がするなーなんて思っていたら二人はユヴェントスで入れ替わりで移籍していたらしい。ダンビンソン・サンチェスはあんな髪型だったっけ…なんて思いながら見ていた。てかコロンビアのサポーターですげぇおっさんいたな。これからのチリの活躍に期待したい。チ・チ・チ・レ・レ・レイfgkじぇfp!