【声に出して歌いたい】J-POPをJリーグのチャントにしてみた

サッカーと音楽は密接な関係があると思っている私が、個性豊かなチャント、いわゆる応援歌を、いつもスタジアムで披露してくれるJリーグのクラブに注目した。

そして、ここではJ-POPから3曲選出し、勝手にJリーグのチャントをプロデュースに至る、奇奇怪怪な行動をとった結果を紹介する。

日本の米は世界位一（打首獄門同好会）

打首獄門同好会の「日本の米は世界位一」である。

打首獄門同好会は2014年に結成したスリーピースバンド。

コロナ流行り出した時期、観覧無料、無観客のワンマンツアーのファイナルライブを行い、話題となったバンドである。

この曲は歌詞が個性的であることが特徴で、曲名である「日本の米は世界一」から分かるように、歌詞には米料理（例：唐揚げ定食、親子丼など）や米の品種が使われている。

また、このような日本の農家などを鼓舞する曲が評価され、2019年には農林水産省から「FANバサダー ロック」に任命された。

この曲をチャントにするとしたらサビから引用する。

（クラブ名）のところは、そのクラブの地域名や選手の名前を入れてもいいだろう。

個人的にだが、選手専用チャントに使用するならゴールキーパーが合うかもしれない。

サビの最後の“オイ！”の部分が揃うと統一感増すだけでなく、原曲の部分も歌詞が覚えやすいので、歌いやすいのではないだろうか。

タイプワイルド（中川翔子）

世代の人は懐かしさを感じるかもしれない、アニメ、ポケットモンスター5代目エンディングテーマの「タイプ：ワイルド」である。

動画は中川翔子さんがカバーした、アニメ「ポケットモンスターサン&ムーン」のエンディングテーマとなっている。

原曲は、サトシの声を担当している声優の松本梨香さんが歌っている。

ポケモン図鑑をバックに、サトシとピカチュウが走っている原曲のPVは、印象に残っている人も多いのではないだろうか。

この曲をチャントにした場合こうなる。

若干、歌詞は恥ずかしいように聞こえるが、チャントとしてみんな歌うため問題はない。

アニメ、ましてやポケモンの曲であるため、歌詞はシンプル、そのためサッカー要素は少し加えただけである。

また、「タイプ：ワイルド」自体が元気をくれる前向きな曲であるため、選手たちだけでなくサポーターも鼓舞してくれるようなチャントになるだろう。

飛行艇（King Gnu）

King Gnuの「飛行艇」である。

この曲は「白日」から約6ヶ月振りのリリースとなった３枚目のシングルだ。

また、ANAの大阪なおみ選手が出演しているテレビCMに使われた曲でもある。

この曲をチャントにするとこうなる。

やはり、サビのインパクトが強く、歌詞を考えている途中で、NHKの日本代表のテーマソングなのかと勘違いするほどだった。

また、この曲のいいところは、サビの部分をループすることができるというところだ。

チャント用の歌詞がサッカーにハマりすぎているため、すでにチャントとして採用しているクラブもあるのではないかと思うくらいである。

スタジアム名を入れるとスタジアムと一体感が生まれるかもしれない。

まとめ

今回は「声に出して歌いたい」J-POPをJリーグのチャントにしてみた。

Jリーグのチャントは、

• 盛り上がる
• 覚えやすい
• 選手を鼓舞する

この3つが重要だと考えて3曲選曲した。

馴染みやすいアニメの曲から、話題のバンドの曲など、さまざな曲を選んだため、僭越ながら、もしよかったらクラブのチャントに採用してくれた嬉しい限りだ。

現在はチャントをスタジアムおもいきって歌えないご時世であるが、チャントが溢れるスタジアムをいつでも楽しみに待っている。